介護はプロに任せろ

目安時間 2分

人生百年時代、
なんとも響きはいいのですが、
裏を返せば、別の側面が見えてきます。

それは、介護が必要な人の
数が増えるということ。

そして、介護難民が増えるということ。

物事をうまく進めるにあたって、
まず、経済の問題を解決しないと
どこかで歪みが生じてしまいます。

これは、個人の考え方の部分でもありますが、
介護を家族で負担する、というのは、
これからは、考え直す必要があると思います。

それは、介護を受ける人も同じです。

施設に預けて、介護を任せる、という選択肢。

かわいそうだとか、寂しいだろうな、とか
思って、家族で介護を引き受けた時に
果たして、全ての家族が、不満なしに
介護を続けられるでしょうか。

さらに、それが、金銭的な問題で
家族が、介護せざるを得ないとなったら、
そこには、悲劇が見えてきます。

介護はプロに任せろ、というのは、
やはり、介護は甘いものではないよ、ということの
言い換えだと思います。

献身的に介護することで
身も心もくたくたになって、
果たしてそれが幸せの姿でしょうか。

人生百年時代は、誰もが介護をしてもらう時代です。

それを、当然として受け入れ、
家族の負担にならないように、
お金の部分でも先に準備をする。

これが、人生百年時代を
真っ当に生きる方法ではないでしょうか。

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