平均寿命は自分が元気で生きている年数とは限らない

目安時間 3分

今日の話を聞いて、
残り時間を考えるというのも
大切なことかもしれませんね。

昔は、平均寿命は今よりもずっと短かったんですね。

実は、人間そのものの
生命機能を保てる力は
そんなに変わっていないそうです。

ということは寿命を短くさせてきた
別の要素が、科学や医学の進歩によって
変化してきたということなんですね。

まず、病気。

昔は、薬もワクチンもなく、
かかれば、ほぼ死んでしまうという
そんな病気はたくさんありました。

また、感染症が大流行すると、
一気に平均寿命は縮まります。

次に大きいのは、
戦争です。

人類の歴史を辿ると、
まさに戦争の歴史なんですね。

戦争のたびに、
若い男性は一気に減ってしまい、
これも平均寿命を短くしてしまいます。

戦後の日本では、
戦争でなくなることがなくなり、
病気で死ぬ人も、減りました。

特に、乳幼児の脂肪が減少したのが、
平均寿命を伸ばしたようです。

そして、病気の予防や治療のレベルが
格段に上昇することで、
どんどん平均寿命は伸びていきました。

でも、ここで注意してほしいのですが、
平均寿命なんですね。

誰でもそこまで生きるのではないですね。

長生きする人もいれば、
早くなくなる人もいます。

例えば、がんでも
早期発見で治る割合も増えましたが、
やはり、なくなる人もたくさんいます。

心臓病や脳内出血、脳梗塞、といった
循環器系の病気は全体の割合としては
増えているようです。

高齢になって、寝たきりや介護の世話になるまでの
健康寿命というのも話題になっています。

人生100年時代、なんて言いますが、
健康寿命は2019年のデータで
「男72.68歳、女75.38歳 」ですよ。

ぼくが世話になった方も
何人かは、60代でがんで亡くなっています。

60代から70代のあたりが、
一番大きな山のような気がしますね。

人生100年時代なんて言葉に
惑わされずに、
自分の健康や運動能力、
そして、経済力をしっかりと維持して、

せめて、〇〇歳までは、
健康に生きたい、と目標を持てたら
いいなと思います。

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