理科の学力が低下しているという話

目安時間 2分

先日、全国学力調査という名の
テストが行われました。

そこで、理科の平均正答率が、
4年前に実施しよりも17ポイント下がった、
と取り上げられていました。

これだけ聞くと、
学力が低下したというふうに
聞こえますが、

大体、前回と今回では、
指導要領も変わっていて、
「探究する力」を計るような問題が
出されていたというんですね。

そして、
「探究力」に課題がある、
とかいってます。

数字だけが一人歩きして、
そこから無理やり問題を
引っ張り出しているように
ぼくには見えます。

個々の学力で言えば、
数学が得意な人もいれば、
英語が得意な人もいる。

勉強は苦手だけど、
スポーツが得意、
人の世話をするのが好き、
動物と関わるのが好き、
人を笑わせるのが好き。

学力調査では全く見えないものの方が
人間世界には多いわけです。

だから、理科が好きで
探究心が旺盛な子が
伸び伸びと勉強できて、研究できるような
環境を用意すれば、
その子はきっと世の中に貢献する
人材として成長する可能性が高いのです。

人間の持つ、力や可能性は
勉強の物差しで測れないものの方が
多いんです。

大人になってもそうです。

好きなこと、向いていることを選ばないと、
心を病んでしまう。

その人の未来に寄り添った
勉強や進路選択こそが
本当に必要なんですね。

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