感情のままに行動することは失敗につながりやすい

目安時間 4分

昨日のニュースで
あおり運転が原因で、死亡事故を起こしたとして
懲役刑の判決が下されていました。

もちろん、死亡事故に至ったから
これだけ問題として報道もされるわけですが、

実際、事故に至らないまでも
あおり運転で嫌な目、怖い目に
あった人はたくさんいるわけです。

さて、ぼくは、人の感情がどれほど
意志とは無関係に変わっていくのか、
ということを考えてみたいと思います。

喜怒哀楽の4つの感情があることは
誰でも知っていますね。

このうち、もちろん欲しい感情は
喜びと楽しみの二つです。

怒りも哀しみも、好んで
なりたい感情ではありませんね。

この4つの感情は厄介なことに、
感情を引き起こす原因と出会った瞬間に
起こるということです。

原因は外部要因の時もあるし、
内部要因の時もあります。

いずれにせよ、
感情を引き起こす何かに
出会わない限りは
感情は起こりません。

喜びの感情は
何か喜びを感じる原因が必要です。

哀しみも楽しみもそう。

同様に、怒りも原因があります。

さて、この怒りの感情が実は、
人の人生に大きく関わってしまう可能性がある、
一番厄介な感情なんですね。

世の中には、この感情の影響が大きいことから、
アンガーマネージメントなる、
怒りの感情をいかにしてコントロールするか、
ということも重要なテーマになっているくらいです。

さて、自分の場合はどうか。

実は、恥ずかしいことなんですが、
しょっちゅう「怒り」の感情と
出会っています。

ただ、それが長続きせずに、
小さな怒りで終わっているから
問題になることは全くありません。

要するに、
怒りの感情が起こるのは
当たり前のことなんです。

車を運転していて、
腹が立つことなんて、
しょっちゅうです。(自分の場合ですが)

ここで、いちいちあおり運転まで
行動がエスカレートしていては
多分、事故につながる可能性も出てきます。

怒りの感情が起こった時に、
それをコントロールして、
どれだけ早く、そこから脱することができるか。

実は、感情が悪いのではなく、
その感情のままに行動してしまう、という
短絡的な考え方にこそ問題があるのです。

感情の起伏を小さな状態で
次の別の感情へ移行させる、

これは、ふだんから
そういったことを考えて生活していないと、
手に入れることができない技術です。

怒りの感情は、全てが悪いのではありません。

場合によっては、
怒りを見せることも重要な場面もあるかもしれません。

要は、全てが自分の人生に
プラスに働くように、
常に自分を見つめ直すことが
大切なんですね。

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