みんな、いつかはぼくの歳になるんだよ

人生100年時代と言われてきました。

ぼくは、この言葉は欺瞞だと思います。

なぜなら、平均寿命だけでなく
健康寿命を見たら、

100歳なんて、夢が全くなくなってしまいます。

さて、平均寿命ですが、
別の言い方で、0歳における平均余命といいます。

従って、各年齢における平均余命というものもあるので、
結構複雑になります。

さて、令和2年の平均寿命は、男81.64歳。女87.74歳です。

ちなみに、80歳の平均余命は、男9.42年、女12.28年です。

100歳までは、まだまだ開きがあります。

ここで、やはり気になるのは、健康寿命です。
このデータは2022年の最新で、
男性は72.68歳、女性は75.38歳です。

これから、先ほどの平均寿命と比較すると、
男性で約9年、女性で約12年短くなるんですね。

ぼくは、この数字を見た時、
結構ショックを感じました。

健康寿命は、2000年にWHOが提唱しました。

「健康上の問題で日常生活が
制限されることなく生活できる期間」
と定義されています。

まあ、簡単にいえば、介護なしで自立して生活できる年齢ですね。

この平均寿命と健康寿命の差が、
「介護を受ける期間」と言ってもいいかもしれません。

自由に、何の気兼ねもなしに、
他人の世話になることなく過ごせるのが
健康寿命。

思ったよりも、年齢が低いと知って
愕然としませんか。

ぼくなど、67歳ですから、
健康寿命から見たら、なんと
あと、5年しか残されていないことになります。

人生100年なんて言葉に踊らされて、
まだまだ時間はある、なんて思っていたら
実態は、全く違うということですよ。

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