思い込みの先にある恐ろしい世界

目安時間 2分

<先日、ながらスマホの車を見た。チラチラ見ながら、運転をしている。歩きスマホや自転車のながらスマホも危ないと言われているけど、自動車では、危険の中身がまるっきり違うね。その行為の先に起こるかもしれないことは、最悪、殺人にも等しい犯罪なんだと理解できないのだろうか。>ツイート文

これは、よく見かける光景かもしれないけど、信号待ちの最中にスマホを見ているパターン。もちろん、走り出したらもう見ていないのが当たり前の話なんだけど、たまに走りながらでも、チラチラ、と画面を見ている人がいたりして、恐ろしくなる。

どれだけ注意していても、事故は起こるかもしれない、という気持ちで運転するのが運転者としての責務のはず。それが、スマホという、事故に対する感覚すら蝕んでしまうものによって、危機に対する意識が吹っ飛んでしまっているようです。

歩きスマホ、自転車乗りスマホ、自動車よりは安全な感覚で、当たり前のように、スマホ画面に見入っている人たちは、それ以外の手段で過ごすことを忘れてしまったのでしょうか。それとも、その世界の居心地の良さに、判断する道徳心すら失ってしまったのでしょうか。

飲酒運転でもそうだと思うけど、法律に書いてあるからダメ、ということでは済まない話で、自分の運転に対する過信、お酒の恐ろしさに対する甘さ、そして、これくらい大丈夫、という極めてわがままな思い込み。

はっきり言います、スマホのながら運転も、酒気帯び運転も、「殺人」を自分にさせている、という意識で考えるべきです。許しているのは、誰でもない、「あなた自身」なんですから。そして、もし、村行為によって起こった現実が最悪のものとなった時に、いくら後悔して、反省して、謝っても、取り返せないもの、その事実を許していたのはあなた自身なんです。

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