あなた以外、誰も気にしていないから

目安時間 3分

<「あなただけが気にしてる。」誰もこれっぽっちも意識していないことに、自分1人だけがこだわってしまっている。でも、それが脳のなせる技。一度張り付いた記憶がいつまでもよみがえってしまう。はっきりいうよ。あなた以外、誰も気にしていないから。>ツイート文

"人は嫌な体験をすると、それに関する情報をより多く取り入れようとする働きがあるそうです。

心地よい状態だと、もうそれだけで十分なので、余計な情報は求めないんだけど、嫌なことや辛いことは生命に関わる可能性が高いので、それを解決しようと、脳が多くの情報を集めようとするわけです。

人間関係で気になることに出会ったり、どうしても解決できないことなど、気になって仕方のない状態になることもよくあります。この場合は、関わっている人との関係が重要なんですが、それがうまく行かなくて、心の中に、大きな問題が生じてしまうのです。

心の中に生じた問題をなんとかしたい、という思いが強くなるので、それに関係する情報を多く集め、さらには、それを強固な記憶として残そうとして、生命の存在を守ろうとする、そういう図式になって、嫌なことを忘れることができない、という状況に陥ってしまうのですね。

人間関係のでのトラウマは、
①相手との関わりの中で起きた「辛い思い出」をより強い記憶として残そうとしてしまう。
②気になると、それを考えてさらに嫌な感情を増幅させてしまう。
というふうに、どんどん大きな存在へと膨れ上がっていくのです。

ここで、よく考えたらわかることですが、嫌な思いを持ち、それを忘れられないのは、自分の心の中に生じた感情が主なので、それに関係する相手には、場合によっては何も起こっていない可能性があるのです。

こちらが嫌だ、困った、どうしよう、辛い、といろいろな感情に襲われて、悶々としていても、それは、すべて自分の心の中に作り上げられた幻想に過ぎないのです。しかし、幻想と言っても、それは確かに心の中には存在しているものです。

ただ、相手にはそれは伝わりにくい、ということは理解しないと、いつまでも、自分の心の中にある「幻想」だけに振り回されてしまうことになります。

相手は、あなたの心の中に生じた幻想に対しては、何一つ気にしていません。そこの部分を、どれだけはっきりと自覚できるかが、自分の心を幻想から解き放つために重要なんですね。"

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