組織よりも人の方を重視できるか

目安時間 2分

組織が複雑になり、社会との関係が深くなってくると、
組織ありきの仕組みが多く出来上がっていくものです。

本来は、人の力で動かすべき組織なのに、
組織に人間が動かされているような形に
なってしまうのです。

産業革命が起こったとき、人は物を作るための、
道具としての存在へと変えられていきます。

そこでは、ものづくりを担う人の価値よりも、
機械がスムーズに動くための、装置としての役割へと
変化していきました。

これと同じように、企業を形作る組織は、
その組織をスムーズに動かすために、
人を運用道具としての役割を求めてきたのです。

確かに、普通に動いている時は、その方が効率も良く、
まさに、それに見合う人材が必要になったのです。

しかし、近年、企業を取り巻く状況は大きく変化しました。

バブルが崩壊して以来、長引く不況の中で、
組織は本来の働きを維持できなくなってしまったのです。

ここで、先を見ていた企業は、
組織よりも、人材の方に価値があることを
見抜いていました。

場合によっては、組織の存在を無視して動けるような、
柔軟な行動や決断を求められるようになってきました。

未だ、硬直化した考えの企業や役所も多く存在します。

未だに、男女の格差や年功序列の仕組みが
足を引っ張っているのに、
それらを改善する力がないのです。

昔は、年功序列、男女格差が当たり前で、
寿退社や能力がない上司などが普通に存在していました。

これからは、ある意味、
それらを破壊する要素も必要になってきます。

その流れを乗り切る覚悟を持って、
社会の人材として成長することが重要なんですね。

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