膝関節や腸の健康にグルコサミンが果たす役割とは?

グルコサミンとは?



もともと体内にある物質

グルコサインは関節痛に有効だといわれています。もともと体内にある物質ですが、年齢とともに減っていくと言われています。

さて、そのグルコサミンには、はたして、実際にどのような効果や効能があるのでしょうか。また、その効果は科学的に認められているのでしょうか?

グルコサミンは軟骨部分でクッションの役割を果たしているプロテオグリカンという物質をつくる材料になります。

大切なグルコサミンですが、年齢を重ねるとともに、減ってしまいます。グルコサミンを補えば、関節軟骨を強化することができるといわれています。

グルコサミンの効果・効能

期待できる効果

グルコサミンの効果は、大きく分けて3つあるといわれています。

1.関節痛を改善

グルコサミンには軟骨の摩擦を抑制する働きがあります。そのために関節痛や変形性関節症の痛みや腫れが改善できるわけです。

また、傷ついた関節軟骨を修復し、再生を促すともいわれています。ひざの痛みで歩行が困難になった人に適しているわけです。

2.関節軟骨の強度を高め、柔軟性を上げる

グルコサミンには、骨をつくりだす軟骨芽細胞という細胞を刺激して活性化させます。そのために軟骨の生成を促すといわれています。

軟骨は関節の動きをスムーズにするためにはなくてはならないものです。また、衝撃を吸収するはたらきもあります。

3.消化を改善する

グルコサミンは消化機能を改善します。消化管の内面の炎症部分を修復するといわれています。

これによって、腸透過性を改善します。腸透過性とは、未消化の食物粒子やタンパク質が、消化管の内側の小さな傷口から血流に侵入する状態をいいます。

副作用の心配

重大な副作用はあまり起こらない

グルコサミンは、もともと人間の体内に存在しているので、比較的、重大な副作用が起こらないといわれています。

しかし、まれにですが、胃痛や胸焼け、便秘や下痢、お腹が張るといった軽い胃腸症状が起こるという報告があるそうです。

甲殻類アレルギー

グルコサミンの製造には、カニやエビに含まれているキチンを使うことが多いので、甲殻類に対してのアレルギーがある人は注意を要します。

妊娠中

また、妊娠中や授乳中はグルコサミン摂取が安全だという確証が得られていないそうです。そのため、グルコサミンの服用は避けたほうがいいようです。

過剰摂取

若いうちにグルコサミンの長期摂取をすると、軟骨を自ら再生する力が弱まってしまう可能性があるそうです。

特定の薬との相性

クマリン血液凝固阻止剤とは問題が起こる可能性があるそうです。止血作用が弱まったり、出血したりするそうです。

糖尿病

グルコサミンはグルコースを含む糖の一種です。したがって、血糖値をコントロールするインスリンが効きにくくなる可能性があるそうです。

グルコサミンの効果に関する科学的根拠

関節炎や関節の痛みには効果

グルコサミンの臨床試験によって、関節炎や関節症の痛みを軽減することは確認されているようです。

グルコサミンを3年間、1,500mg内服して、同様に偽薬を内服した人と比べた結果、関節の軟骨が減少する割合が小さくなり、関節の痛みや関節機能が改善するとわかったそうです。

膝のレントゲン画像の測定によっても、グルコサミンを服用し続けた場合、関節軟骨の減少が5分の1まで改善していることがわかったそうです。

変形性関節症においても、グルコサミンを摂取する前に比べて、ひざの痛みが80%、日常生活のしやすさが50%改善したといわれています。

グルコサミンが関節や軟骨に働きかけるメカニズムに関する研究は日々進められています。

そこで、グルコサミンには軟骨の代謝を整えること、損傷した軟骨の修復を促進する効果があること、そして、炎症を抑える働きがあることがわかってきているそうです。



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