三大流星群、ふたご座流星群、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群

心に残る天体ショー

見逃せない流星群

一年のなかで、ある決まった日になると、星空の中のある点の付近を中心として流れ星が飛ぶのです。これを流星群と言います。
実は、流星群は現在100個近くが知られているということです。
それらの中でも、特に活発な流星が観察できるのがあります。
・ふたご座流星群(12月14日ごろ)
・しぶんぎ座流星群(1月4日ごろ)
・ペルセウス座流星群(8月13日ごろ)
の三つで、これは「三大流星群」と呼ばれているんです。

流星群の見え方

どのように観察できるのか

実は、流星群の流れ星というのは、天球上のある点付近を中心に飛び出すように見えるんです。四方八方に放射状に流れる感じです。
このある点を「放射点」と呼んでいます。そして、この放射点のある星座や恒星の名称を流星群の名前として使っているわけです。
例えば、ふたご座流星群の場合なら、ふたご座の中の2等星「カストル」のすぐそばに放射点があります。

流星が起こる原理

放射状に見えるわけ

宇宙空間には多くの小さな塵が太陽の周りを回っています。
それらが地球の大気圏に飛び込んで大気中の原子や分子と衝突するんですね。
そのとき、上空100km前後でプラズマ発光が起こる事になります。これが流星なんです。
実は、地球が塵の集まりとぶつかると、流れ星は雨のように平行に降るんです。
しかし、平行に飛び込んでくるにも関わらず、放射点付近では経路が短く見え、放射点から離れるほど経路が長く見える事になります。
そういうわけで、流れ星は観察者に向かってくるように見えるというわけです。

ふたご座流星群

小惑星の塵

ふたご座流星群の流星を作り出しているのは約1.4年周期で太陽系を回っている小惑星のファエトンだそうです。
そして、地球が太陽のまわりを回っている軌道とファエトンの軌道が交差する日が12月14日というわけです。
ファエトンの軌道上には塵が軌道全体に広がって分布していると考えられています。要するに塵もファエトンと同じ軌道を運動しているのです。
だから、毎年のように地球がぶつかるわけです。そんなわけで、ふたご座流星群の流れ星はファエトンの位置に関わらず毎年多く見られる事になります。
流星は、夜半前からほぼ一晩中出現します。ふたご座流星群の全活動期間は結構長いので、12月4日頃から17日頃まで続きます。
暗い場所で観察すれば、最も多いときには、1時間当たり40個程度の流星を見ることができるそうです。

しぶんぎ座流星群

彗星が残した塵

活動のピークは1月4日です。観測は3日から4日にかけてになるそうです。
じぶんぎ座流星群の流れ星は、彗星が残した塵の帯と公転している地球が交差する事で、チリの粒が地球の大気に飛び込んでくることで起こります。
しぶんぎ座流星群のもととなる塵の帯は、地球の公転面とほぼ直角で交差します。そのため、地球は塵の帯を短時間で抜けてしまう事になります。
その結果、他の3大流星群に比べると、活動が活発な期間が短いという特徴があるのです。

ペルセウス座流星群

スイフト・タットル彗星

ペルセウス座流星群の元になる彗星は、133年の周期で回帰するスイフト・タットル彗星です。
ペルセウス座流星群は流星が出現する期間が1ヶ月もあります。これは、流星のもととなる塵の流れの幅が彗星の軌道から広く分散しているからだと考えられています。
ペルセウス座流星群は7月20日頃から活動を始めます。そして、8月20日頃に活動を終えます。
名前はペルセウス座流星群ですが、全天にまんべんなく流れます。
極大の夜のピーク時で1時間あたり50個から60個程度の流星が見られる事になります。

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