ピザの耳を残すのはマナー違反?食べ方にはこれといった決まりはない

みんな大好きなピザ

世界的な料理への道のり

ピザが大好きな人はたくさんいます。というより、嫌いな人や苦手な人を探す方が難しいかも知れません。

今や、世界的な大衆料理となったピザですが、それがどのようにして広まってきたかを知っている人は少ないようです。

その歴史を知れば、ピザがますます好きになる、そんなすばらしい歴史があります。

壮大なロマンを秘めたピザの歴史を知れば、そのおいしさの謎にも迫ることができるのではないでしょうか。

ピザの歴史



古代エジプトがルーツ

歴史の勉強で誰もが習った、おなじみのメソポタミア文明。その時代は紀元前3500年前ごろになるそうです。

場所は、現在のイラクのあたりで、チグリス川とユーフラテス川の間の三角州の部分が発祥になります。

この地域に住んでいた古代エジプト人が早くから農業を行って、小麦粉の栽培をしていたそうです。

その小麦粉を製粉して、発酵させて焼くというパンの原型が、メソポタミア文明で始まっていたという説もあるそうです。

さて、このように、古代エジプト人が石窯にパンのような生地を張り付けて焼いていたことが、ピザの歴史の出発点になるわけです。

そして、この調理手法は、世界の各地に伝わっていきます。そして、さまざまな食文化に影響を与えたと言われています。

ピザの原型が誕生

16世紀頃にイタリアでは現在のピザの原型となる料理が生まれたそうです。それは、小麦粉の生地に、ニンニク・オイル・塩・香辛料のせたシンプル料理でした。

それから後に、トッピングにバシルや小魚が使われるようになった現在のスタイルへと発展していったわけです。

フォカッチャとピザの出会い

ナポリで生まれたナポリピザ

さて、そのように、1600年代くらいまでのピザは、小麦粉と水を練った淡泊な生地に、こってりしたラードなどの脂肪分をプラスしたものが主だったわけです。

そんな薄く伸ばして、火で焼いた生地はフォカッチャと呼ばれて、庶民のおやつとして親しまれてきたのです。

18世紀になると、イタリア・ナポリでは、このフォカッチャを売る屋台が軒をつらねて、一大ブームになっていったといわれています。

そして、フォカッチャにトマトソース・ニンニク・オレガノ・オリーブオイルを加えた、マリナーラピザが誕生することになります。

マリナーラはイタリアの言葉で船乗りを意味します。その名の通り、このピザは漁師さんたちのリクエストによって作られたピザだそうです。

シンプルでオレガノとニンニクの香りが高いマリナーラですが、今もファンが多い人気ピザのひとつです。

イタリアのマルゲリータ王妃が由来

トマトとモッツアレラチーズ、バジルのハーモニー

1889年にイタリア国王と王妃マルゲリータは静養のためにナポリを訪れました。そのときに、当時のピザ職人から、すばらしいピザが献上されたのです。

それは、トマトとモッツアレラチーズにバジルを載せたものでした。そして、王妃の名にちなんで、マルゲリータピザと名付けられました。

このチーズは、イタリアの国旗を模していると言われています。トマトの赤、バジリコのグリーン、モッツアレラチーズの白です。

このマルゲリータ王妃の名前がついたピザは、またたく間に世界中で愛される、ナポリ指折りのメニューになったそうです。



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